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長距離打者の指標

長距離打者の評価としてはホームランの数なんかもありますが、長打率というのもあります。打率を計算する際にヒットの数を打数で割りますが、長打率の場合は塁打を打数で割るようになっています。塁打とはヒットは1、二塁打は2、三塁打は3、ホームランは4とカウントされ、それらを全部足した数です。

例えば100打数30安打で打率3割の場合で、二塁打が3本、3塁打が1本、ホームランが2本あったとします。この場合は塁打が24+2×3+3×1+4×2=41となり、長打率4割1分となります。

日本一の長距離打者である西武の中村選手の場合ですと、525打数141安打(2塁打30本、3塁打0本、ホームラン48本を含む)です。長打率は何と.600と6割ちょうどです。

ところで、長打率は打率がいいと上がります。長距離打者には打率のよさは必須ではありませんので、長打率/打率を計算するともう少しふさわしい値になると思います。

まあ、もっと簡単に、二塁打以上の数を足して、全ヒットの数で割るといいような気もします。中村選手の場合、78/141で.553です。ヒットの半分以上が長打ということで、すごいです。

今年活躍した選手では、長打率5割以上の選手はセリーグでは巨人阿部選手.500のみ、パリーグでは中村選手.600、ソフトバンクの松田選手.510だけです。規定打席以下では松中選手の.504もあります。例年は長距離打者はだいたい5-6割くらいありますから、飛ばない統一球の影響がはっきり出ているようです。

我がカープでいうと栗原は長打率.442、例の計算では.293と長打は3本に1本以下です。チームバッティングを強いられることがほとんどですから仕方ない面もあります。

この長打率に出塁率を加えた数値がOPSと呼ばれていて、得点を生み出す能力の高い選手の指標とされています。8割を超えると優秀、10割を超えると球界を代表する打者とされています。

今年8割を超えているのはセリーグでは畠山、阿部、長野、ブランコ、高橋由伸、鳥谷、小池、パリーグでは内川、糸井、松田、中村(何と.973)、規定打席以上ではこの11人だけです。栗原は.794と惜しいです。

なお、生涯成績で(!)OPS10割を達成した選手が日本に一人だけいらっしゃいます。王貞治選手です。めちゃくちゃすごいですね。その次が落合選手で.987とこれもとんでもない数字です。

長打があまり出ない選手には厳しい数字になりますが、これを得点に絡む能力と見ると、やはり長打を打てる選手がいないと点が入らないということになります。
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No title

凄いデータを収集しましたね~。それにしてもOPSを達成してるものが巨人に3人もいるってやっぱり巨人って凄いですね。
じゃなんで勝てないの??ってところでしょうか?(笑)
でも、かなり精度の高いデータなのは事実のようです、王と落合、たぶん日本球界、1,2位の打者でしょう。
国内に残れば松井秀もいいところいったでしょうね。このデータではいかにイチローが特別な選手と言う事もわかりますね。長打のないイチローですとOPS基準だとそれほどまでの選手ではないのですよ。

No title

本当ですね。投手もそれほど悪いわけでなく、打線は超強力、OPS8割強が3人(高橋由伸は規定打席未満でしたが)、ラミレスも.775とほぼ8割です。それでなぜ優勝できないのかというと、やはりバランスの悪さと采配ということになるのでしょうね。

松井も国内の生涯OPSがほぼ10割とすごい数字ですが、晩年の成績が加味されていないので、王さんと落合さんがどれだけすごいかってことです。

OPSはクリーンナップの評価としてはいいのですが、イチローのような1・2番打者タイプにとってはOPSは厳しい評価となるようです。実はそれでも今年を除くとメジャーで最低7割5分、8割を越えたシーズンが5つあります。ピートローズと同じくらいの数字です。

今年の国内の1番打者タイプのOPSを計算すると、青木.718、平野.684、東出.644、坂口.728、栗山.775、川崎.637、本多.735、その他規定打席以上で7割を超えた選手はいないようです。長距離打者と比べると1割から1割5分くらい悪いものとして考えないといけないようですね。するとイチローはやはりすごいです。
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