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ゴルフクラブのブランド戦略(1)成功したブランド

ゴルフクラブを売るために大事なことは、クラブの機能、斬新性、デザイン、ブランド力、プロモーション力、このあたりが関係してきます。デザイン力とブランド力、プロモーション力さえあれば、特に進歩していないクラブでもしっかり売れます。特に2000年から2010年あたりまではライバルの速い進歩に付いていくのが大変なメーカーもあったでしょうし、そういう売り方も必要となっていたはずです。

特に2000年という年は大変革の年でした。手持ちの「間違いだらけのゴルフクラブ選び2000-2001」を読むと、その頃にあったブランドと革新的なクラブ、そしてそれらが現在にどういう影響をもたらしているかがわかります。

2000年前後に象徴されるクラブは、キャスコパワートルネードUT初代、マックテックNVアイアン、キャロウェイスチールヘッド(FW、X-14アイアン)、ダンロップゼクシオ(ウッド、アイアン)、と名器ぞろいです。ドライバーが300ccがデカヘッドで、平気で250ccクラスのドライバーが売られていたという時代です。

この時代の日本メーカーのブランドは(2000年前後)、
ブリヂストン: ツアーステージ、アクセス、ビーム、ニューイング
ダンロップ: ニューブリード、ツアースペシャルゼクシオ、マックスフライ(ハイブリッドオートフォーカス)
ミズノ: ミズノプロ(300S)、ミズノ(300E)、T-ZOID、プレサージュ
マルマン: タイタス、シャトル、ギネス、マジェスティ
プロギア: リバース、DATA、ZOOM
キャスコ: ビッグスーパーハイテン、パワートルネード
マグレガー: スーパーターニー、マックテックNV(ナビ)、マッキージー
ダイワ: チームダイワ、セオリー、G-3
ホンマ: ツインマークス
ヤマハ: パワーマジック、グランディス
ヨネックス: ツアーブラッキー、サイバースター、レックスキング(レッキン)

こんな感じになります。もう消滅した名前がほとんどですので、10年続くブランド名ってのは希少ということなんでしょう。この時代に誕生して長生きしている名ブランドに共通するものとしては語感のよさ(なんとなくいい感じ、かっこいい感じ、言いやすい)、クラブのミス救済機能の高さ、そしてデザインのよさでしょう。

これらに加えてある程度以上のプロモーションによりまず顧客に手にとってもらい、試打してもらう。この時代にも弾道解析機はあったと思うので、飛距離が出るとか曲がらないとかは試打の段階である程度わかる、もちろん打球感とか音もわかる、そして購入、と。

実際にラウンドで使用してもやはりよかったのであれば口コミで広がり、ブランド力はアップする、そしてある程度ブランド力が高まれば何もしないでも勝手に売れていく、もちろんそういう指名買いをした人の期待を裏切るような性能のクラブを出してしまえば台無し。

ゼクシオ(XXIO)は当初機能とあまり結びつきそうもないなじみの薄い名前でしたが、語感のよさとクラブのよさで成功し、10年以上トップブランドとしての地位を築きました。パワートルネードは小さいメーカーですしそれほど気合が入っていなかったと思いますが、勢いのある名前と斬新なデザインでミス救済機能の高いユーティリティを出したことがよかったのでしょう。

マックテックという名前は少し前からありましたが、NV(ナビ)という名前を付加し、ミス救済機能の高さをアピールすることでステップアップの基礎を築き、翌年出したNV320というドライバーでブレイクしました。その後に出すクラブもデザインよし機能よしとうまくブランド力をアップさせ、長続きしています。

ヤマハは小規模ながら結構成功しているメーカーだと思います。パワーマジックブランドも成功していたはずですし、2000年代半ばからインプレスという名前にスイッチしました。これは結構いい名前ですし、デザインもいいですし、何より楽器メーカーかつバイクメーカーということで最初からいいイメージがあると思います。ただインプレスからインプレスXになったのはちょっと余計で、インプレスX V forgedとかX D Steelとかややこしくなります。

長くなってきたので一旦終わります。次からは失敗例を中心に。
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