25年前のプロがロングアイアンのヘッドに穴を開けた理由

今日ブックオフで「クラブを科学する」という見たことがない本があり、手にとって読んでみたところ興味深い内容があったので買ってみました。著者はクラブ評論家の保国隆さんという、これまた私としては初耳の方です。平成元年初版なのでもう25年も前の本です。

そのたまたま見たところに、「メーカーがD2に統一して作ったアイアンセットを、プロ達に渡しますと、ロングアイアンはヘッドに穴を開けてC4ぐらいに軽くしたり、ショートアイアンには鉛を貼ってD4くらいに重くしたりしているプロがたくさんおります。」とありました。

保国さんはヘッドを効かせるように鉛を貼っているのかと思ったものの、プロに聞いてみるとフィーリングがぴったりこないからとの答えだったとのことです。シャフトの振動数を増減してシャフトの硬さやしなり具合を調節していたと結論付けています。

25年前のプロ達の中にはロングアイアンはMOIが大きすぎて振りにくい、ショートアイアンは逆に小さすぎて振りにくいということを感覚的にわかっていた人が多かった。私としてはその事実を知っただけでも収穫でした。それにしてもC4は極端かなと思いますが。
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No title

この本は私も持っています。
保国さんは
「シャフトの振動数を増減してシャフトの硬さやしなり具合を調節していた」
と言っているのであって、慣性モーメントのことは一言も言っていないと思います。
ただ、この本はどうかわかりませんが、ロングアイアンについて重すぎるのが苦手の人が多い理由としている人が多いと思います。

保国さんはむしろバランスについて過剰な意義付けをしていて「バランスは合わせないといけない派」ですね。その後振動数万能派になりました。

私もヘッドに細工するのは、「シャフトの硬さやしなり具合」のためであって、慣性モーメントのためではありません。「シャフトの硬さやしなり具合」がフィットしていないとスイングがうまく出来ませんが、慣性モーメントが違っていても難なく振れるからです。

クラブのフィッティングには
総重量(0次モーメント)
シャフトとヘッドの重さ(1次モーメント)
慣性モーメント(2次モーメント)

の重さ系と
シャフトとヘッドのしなり(振動)系
の2つをあわせないといけません。

No title

そうですね、慣性モーメントという言葉は一言もありませんでした。私の勝手な翻訳?です。

とにかく振りやすいクラブにする工夫として、慣性モーメントマッチングとか「シャフトの硬さやしなり具合」の調整とかという方法論があるということですね。

私はまだまだ思考停止なところがありますので、しなり具合まで考えていませんでした。とりあえずNS950系のRにしとけば間違いないだろう、とやりました。応用編まで行くのはまだまだですね。
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