この6連戦は日本シリーズのシミュレーションになる?

昨日は中崎の2ラン被弾ですっかりあきらめましたが、直後の9回裏に安部のサヨナラ2ランとは。規定打席にも達し、3割をキープし(現在.311でリーグ4位!)、左投手も.250打てるようになっている安部はもうスタメンから外したくない選手になってしまいましたね。

ぎりぎり規定打席に届かない感じの松山にも最大級の賛辞をささげたいです。本当に今年はこの2人の力が頼りになっています。

昨日は投手は打たれて7失点でしたが、疲れもあるでしょうし個人の責任ではないでしょう。ジャクソンはそんなに悪くなかったと思います。今村はよさそうに見えましたが、中崎はちょっと本調子ではなさそうな感じ。

これで優勝はほぼ確実になりました。無理しなくても17試合のうち7勝はできるでしょう。これがカープのノルマです。タイガースが残り21試合を17勝4敗で乗り切れるとは到底思えません。ですのでなるべく連投は避け、3連投なんて問題外というような投手起用でお願いしたいです。できればブルペン8-9人体制で。キャッチャーは3人もいりませんし、昨日の空振りで痛そうだったエルさんは10日間休ませてあげてください。

今日は先発中村祐太で、5-6回投げるくらいだと思いますが、今村中崎は休ませてほしいです。中田廉が昨日の時点で上がってこなかったのは不安材料ですが、九里を先発で使わないのであれば今日はブレイシア、九里、佐藤でつないでほしいです。意外に点を取られないなってことになるかもしれません。

この6連戦は日本シリーズのシミュレーションになります。去年のようなジャクソン6戦全部起用という恐ろしいことはさすがにしないでしょうけど、勝ちパターン3連投当たり前、そして1日おいてまた登板というような戦略では厳しいはずです。

いい勝ち方をしましたが、僅差リードだとどうなっただろうか

昨日は映像は見られませんでしたが、前の週に抑えられた山中からちゃんと点を取って、岡田がなんとか6イニング86球2失点と抑えました。

岡田は球数を考えるともう1イニングという選択肢もあったと思いますが、過去それで打たれることも多かったでしょうしいいタイミングだったと思います。これ過去の常識に縛られているとできないことですね。

昨日阪神に移籍し、はじめて先発したメンドーサ、Yahooのニュースで「5-6イニング80球目安で使うといい仕事をする」という書き込みがいくつかありました。阪神首脳陣はそのマニュアルを無視して?6回78球投げたメンドーサを続投させましたが、7回にヒット、四球、ツーベースで2点取られ、その2点が決勝点になってしまいました。

岡田もなんかそういう感じですね。今後も100球とか6イニングとかにこだわらず柔軟な起用をした方がよさそうです。そういうピッチャーが多くなってきたように思えますが、そうすると一層リリーフ陣の負担が増えてしまいます。

大瀬良は当初はそうでもなかったと思いますが、最近は80球よりかなり少ない段階で無理が来ているのかもしれません。8/31に抹消されて最短で9/10(日)に復帰です。1週間おいて水曜、金曜とテストをして日曜日からリリーフ登板とかあるのかもしれません。もう2日おいて9/12(火)復帰くらいにした方がいいでしょうか。

大瀬良がリリーフに回り、中田廉が順調に復帰するとしたらかなりいい感じになり負担を分散できるでしょう。中田廉、一岡、大瀬良、中崎、今村、この5人に加えてジャクソンかブレイシアかヘーゲンズの1人(もしくは2人)と考えると勝利の方程式が2セットできます。もう少し早くこうしていたらなあと思いますが(汗)。

昨日は4回表裏終了時点で7-2とリードが大きくなったので継投も余裕を持ってでき、今村中崎を使わずにすんだのが大きいです。ただもし僅差リードだったらと考えると恐ろしいです。ブレイシアはこの6試合を見ると7イニングを投げて1失点、ヒット4本四球1つしか許していません。防御率は2.28とこの6試合の働きはほぼ防御率通りです。リードした場面で十分使える成績だと思うんですが、何が悪いんでしょうか。

九里は昨日はジャクソンが崩れた場合に備えて肩を作っていたようですが、8/31に2イニング投げて以来登板がありません。これなら中5日で水曜日に先発することができます。この体制であれば阪神3連戦を野村、九里、ジョンソン(中5日)で臨めますし、そのあとの金曜日からの中日戦は中村祐太、薮田、岡田になりそうです。

先発は6回まで投げてくれたら御の字という感じでリリーフ投手を厚くしたらいいです。8日金曜日に中村祐太が先発したら、翌週金曜日には試合がないので翌日には抹消してリリーフを増やすことができます。

明日からの阪神戦、1勝でもしたらほぼ優勝確定でしょうか。先発は藤浪-岩田-秋山が有力とのことで全く安心できませんが、1勝くらいできるんじゃないでしょうか。

昨日の今村はヒヤヒヤでした

昨日は小川先発だったので厳しいと思いましたが、よく2点取って勝ちきりました。

薮田は6回はいつ打たれても不思議のない状況に見えましたがよく抑えました。コントロールの問題だったのかもしれませんが、あまりコーナーを突かずに球数少なくでやった方が結果的にいい成績が出るような気がします。6回の最後の打者奥村の高いバウンドの内野ゴロはすごいぎりぎりでしたので(私にはセーフに見えた)助かりました。

7回一岡は納得。まずまず安心して見ていられました。8回は前日のリベンジでジャクソンかなと思ったのですが、やはりブルペンでの投球に問題があったのでしょう。今村・・・3連投かい!

案の定ストレートがあまり走っていないように見えました。球速もいつもより数キロ遅め。フォークも落ちずど真ん中付近に来たりしてハラハラドキドキでした。リベロにはあと少しでホームランの2塁打を打たれましたし、ホームランで同点にならなくてよかったです。中村と奥村をなんとかアウトにしてぎりぎり1点リードで8回を終わりました。

私は疲れた今村よりブレイシアの方が上じゃないかと思うんですが、首脳陣はそうではないようですね。

9回の西川のホームランまでは見られましたが、食事の時間になり中崎のピッチングは見られませんでした。彼も連投でしたがよかったようですね。

今日は連勝後のゲームですので、絶対取らないといけないわけではありません。ぜひブレイシアを有効に使って、もし九里が先発に戻るのであればもう一人リリーフを補充して(ジャクソン抹消でヘーゲンズを上げるのもいいかも)、佐藤も登板させて、無理せずに試合をしてほしいです。

とにかくあさってからのタイガース戦にいいコンディションで臨めるようにしていただきたいです。今村も中崎も今日は絶対投げてはいけません。ソフトバンクはこれだけ差がついてもサファテ三連投とかやってますが、カープは見習ってはいけません。

打線は松山が頑張ってくれてますね。岩本もいい感じですし右投手の時はぜひスタメンファーストで使っていただきたいです。今日の先発は山中ですから左打者をずらりと並べるんでしょうね。西川も安部も出すとなると岩本はやはり外野かな。エルドレッドは状態が悪いのであれば抹消してもいいと思うのですが、そこまでじゃないんでしょうか。

無理してないので、まあなんとかなるんじゃないでしょうか

昨日は田口にやられましたね。以前から田口には球数少なく抑えられている印象です。昨日も早いカウントから打ちに行って凡退という場面が多くて、中5日であまり球数が多くなっては困るはずですが助けてしまい7回まで投げさせてしまいました。

一方の中村祐太ですが、今のジャイアンツ打線はかなり強力なので5回3失点は合格点だと思います。4回くらいから変化球が抜けるようになって危ないと思いましたが、何とかしのげました。彼についても疲労対策を立てないといけないのか、それとも故障の前段階?

さて8月は負け越し、ジャイアンツ相手にも負け越して9月に入ります。悲観的な意見もあるようですが去年も一時期こんな感じがありましたね。この状態が続くようなら優勝したとしてもポストシーズンは絶望的なのであきらめましょう。おそらく去年と同様、あんな時もあったなあと回想するだけになると思います。

よい材料としてはカープのリリーフ投手陣は今村、ジャクソン、中崎、一岡、ブレイシア、最近は誰一人として無理していないことがあります。あとは中田廉が24日抹消なのでコンディションさえ戻れば9/3(日)に復帰できます。もしかしたら大瀬良がリリーフ転向?(ただし9/10日曜から)で結構厚みが出てきます。

一方で阪神は結構無理してます。直近の2週間(8/18金曜日から8/31木曜日)では桑原が7試合(うち1試合が回またぎ)、マテオ6試合、ドリス7試合(うち1試合が回またぎ)と結構な登板数で、この1週間に限ると3人とも4試合投げています。もし今日からの3連戦で2試合とか投げてしまうと相当なものです。次週火曜日からのカープ戦に余力が残るものだろうかと思います。

来週の先発を予想すると、先週火曜登板の小野、水曜登板の岩田、おそらくどちらかは回避して木曜先発の秋山が中5日で水曜日に来るでしょう。空いた木曜はやはり中5日で青柳か。そしてまさかのメンドーサがどこかに入るかもしれません。カープは火曜野村、水曜中村祐太(中5日)もしくは九里(中5日)、木曜ジョンソン(中5日)、でしょうか。

ジョンソンは9/15(金)に試合がないのでどこかで中5日になると思いますがおそらく来週でしょう。先週土曜先発の薮田はおそらく中5日で金曜日、日曜先発の岡田は日曜のままか、そうすると今週土曜の先発が足りません。ファームから上げるのは福井か加藤くらいしかいないかもしれませんが・・・

残り21試合と少なくなりましたが、このまま無理せずに戦ってほしいです。神宮でのヤクルト戦は今日が星、明日が小川、あさって山中でしょうか。最近当たっている岩本をたくさん見てみたいです。ファーストで起用していいんじゃないかと思います。1試合くらい台風で流れるかもしれませんね。

昨日は最高の勝ち方、ところで佐藤は?

昨日はジョンソンが8イニング101球と、少ない球数でリリーフの負担を大幅に減らしてくれました。打線も打ちまくって8回終了時に9-0で大量リード。最高の展開でした。

ここで誰を登板させるか。さすがに佐藤祥万という選択はしないだろうなと思っていたらやはり予想通りブレイシアでした。コントロールが定まらずやや危なっかしく、ストレート中心の配球をファウルで逃げられたりと微妙ではありましたが、1本ホームランを打たれただけで抑えてくれました。四球連発とかで大崩れの予感がなかったのはよかったです。

ということは佐藤は純粋な敗戦処理ということになるわけですが、過去の登板を見ると最大2イニング投げただけになっています。そうするとジャクソン、ブレイシアの役割とほぼかぶります。以前も書いたと思いますが、そういう役割はカープにはいらないんじゃないかと思います。

私の個人的な思いですが、延長に入ったらとかリリーフ陣が苦しい時のビジターの試合の終盤とか、彼に任せてあとは神に祈るということをしてもいいんじゃないでしょうか。ちなみに防御率は1点台、実際問題4点台くらいの実力なのかもしれませんが、それでも2イニング投げて1点取られるくらいの計算です。

そういう場面で彼が登板することで、本当に厳しい場面で勝ちパターンの投手がいい状態で使えるのであれば、差し引きはプラスになると思います。まさに「負けるが勝ち」ですし、絶対負けるわけじゃなくて2-3回に1回くらい勝ってしまうかもしれません。

そういうことをしないのであれば、敗戦処理は置かずにマックス2イニング投げる投手に替えるべきです。誰もいないってことはないと思うんですが・・・

防御率よりコンディション

勝ち継投が3回連続崩壊して、5敗分くらいのダメージですね。

昨日の記事で「今日は負けても仕方ないので中崎今村一岡中田は使わずに乗り切っていただきたいです」と書きました。同じ負けるならこの4人を使わず負けてほしかったということです。

中崎と一岡を登板させて1点ずつ取られて負けましたが、本当にこの2人で1点も取られずに試合が終わると考えていたとしたら結構な楽観主義ですね。さすがにそうは考えていなくて、他に打つ手がなかったのでしょう。

9回に入ったら相手は勝ち継投温存、こちらは・・・という具合に圧倒的に分が悪いですし、8回に1点取られたらほぼ終了の場面です。なるべく点をとられにくい投手を起用するとしたら、果たして疲労がたまってパフォーマンスが落ちている一岡中崎でよかったのか。そして昨日が日曜日であればこれでもよかったですが、1点は覚悟、だったら負けてもダメージが残らない継投にする手はなかったのでしょうか。

ちなみにこのベイスターズとの3連戦でのカープのリリーフ陣は、火曜日が今村0イニングで2失点、水曜日が一岡1イニング無失点、中崎1イニング1失点、中田廉0イニング1失点、木曜日が一岡1イニング1失点、中崎2/3イニング1失点です。火曜日の今村、水曜日の中田廉、木曜日の中崎を1イニング投げたと解釈して防御率を出すと6イニングで6失点ですから防御率は9点です。

結果論ですがこれ以上の結果を出す投手はたくさんいたことになります。3試合も続くとたまたまじゃすまないことがよくわかります。疲労が加われば本来の防御率は2倍にも3倍にも跳ね上がるわけで、それなら疲れていない防御率4点とかの投手を起用する方がましです。

そして昨日は疲労がたまっている一岡と中崎を連投させてしまいました。今村の調子が戻っていなければ今日からの3連戦はどうするんでしょうか。

まあこれでも優勝はできるんでしょうけど、CSとか日本シリーズは期待しないでおきます。

ところでベイスターズはこの3連戦、勝ち継投ができていませんでした。ではそういう投手陣をカープは打てていたのかというと・・・

火曜日: 平田-田中-尾中(2回) 3イニング2/3で田中から1点
水曜日: 田中-砂田(2回)-エスコバー(2回) 5イニングで0点
木曜日: 尾中(2回)-エスコバー-山崎 4イニングで0点

つまり12イニング2/3で1点しか取れていません。防御率はもちろん1点以下です。この顔ぶれ、山崎康晃以外はシーズン当初に期待されていた面々ではありません(勝ち継投ですらないわけですし)。ベイスターズ首脳陣が信頼して辛抱強く起用したために新戦力を発掘できたということです。

ちなみに現時点での防御率を見ますと平田2.48、田中健二朗3.63、尾中5.84、砂田4.50、エスコバー2.95です。見かけの数字にとらわれてはいけないという見本ですね。

今年のカープで一番足りなかったのが「新戦力を見い出し辛抱強く起用する」ところだと思います。もう間に合わないかもしれませんが、今日からのドラゴンズ3連戦、フレッシュなリリーフ投手を見たいです。

悲観的になる必要はないはず

鈴木誠也の骨折と2日連続サヨナラ負け、この1年で一番くらいのショッキングなことが起こりました。

誠也は果敢にダイビングキャッチをして大瀬良を救いましたが、もしかしたらもう自分のイメージに大きくなった体がついて行かなくなっているのかもしれません。今回の骨折を機にあまり無理しないようになるのでしょうか。私はそれでもいいと想います。

今年は無理しなくていいので、しっかり治していただきたいです。

誠也の代わりは堂林か岩本でしょう。相手投手に合わせてこの2人を起用していいんじゃないでしょうか。もちろん得点力は落ちますが、若干余裕がありますので新しいチャレンジを楽しみたいと思います。

リリーフ陣は案の定、ですが昨日の中崎は全体的にはそんなに悪くなかったように見えました。ロペスにはフルカウントからはまともに勝負してほしくなかったかな。とはいえ次の宮崎も厳しいので勝負したことは十分ありです。あの抜けたスライダーより前はナイスピッチングでした。そのあとは中田の投球を含め見ることができませんでした(汗)。

リリーフ陣は大変ですが、今日は負けても仕方ないので中崎今村一岡中田は使わずに乗り切っていただきたいです。ジャクソンも昨日2イニングですからブレイシアと佐藤しか使えませんが、ファームからもう1人上げるといいですね。誰でもいいので。中村祐太が5イニングくらいしか投げられなかったら4イニング必要ですので(ビハインドなら3イニングか)。

とにかくリリーフ陣の疲労をとらないとパフォーマンスが落ちて悪循環です。もっと早くリリーフ8人制にしてまんべんなく起用してほしかったです。あと大瀬良はこのままだと先発は(おそらくフィジカル的に)無理なんじゃないかと思います。リリーフ転向を期待します。

とはいえこれから3連敗くらいしようが優勝はできると思います。10連敗したらさすがにあせりますが。誠也が離脱してリリーフ陣疲労困憊という現状でも、勝率5割くらいで行ける力はあるはずです。私はけっこう悲観的な方ですが、今回は特に悲観はしていません。辛いのはカープだけではないでしょうし、今までが順調すぎただけです。

そろそろリリーフ投手のセオリーを破る時か

昨日は8回までしか試合を見ていなかったのでわかりませんが、今村は積み重なった疲労でパフォーマンスを落としていたようですね。野村も9回続投志願はいい心意気なんですが、8回でも最後の力を振り絞ってという感じでしたので(解説の雰囲気)、結果論ですが交代していた方がよかったのでしょう。

3点リードの9回、セオリーではクローザーが投げる場面です。もし私が監督であったら絶対に今村と中崎は投げさせません。これは断じて結果論ではありません。

ではなぜ首脳陣は今村をマウンドに送ったのか。やはりこれは今までの方法論の積み重ねなんでしょう。クローザーとはどういうものか、カープなりの答えがあるはずです。そしてその方針で年間計画を立て、チーム事情とか各選手のコンディションに応じて修正していくのです。

その中でセーブの付く場面でクローザーを投入しない理由、昨日はそれがなかったのでしょう。三連投とかだったら考慮されるでしょうけど、中1日。蓄積疲労に関するデータがなかったから、年間登板試合数とイニング数だけ見て、そしてブルペンの投球を見て大丈夫と判断したのでしょうか。

これがセオリーに基づいた野球です。しかしセオリーとは勝つための手段ですから、チーム編成とかコンディションとかによって若干修正してもいいはずです。例えばもしリリーフ陣が過去の投手より1イニングあたりの球数が多めでしたらその分も考慮しないといけないでしょう。1イニングで20球とか投げる投手だと回またぎをしたのと同じくらいの負荷がかかるかもしれません。

なお中日の岩瀬の過去の成績を見ていただけるとよくわかりますが、若い頃の一時期を除き年間70試合なんて登板していません。大魔神佐々木なんてもっとびっくりすると思います。1998年の優勝の時でも51試合56イニングしか投げていません。シアトルマリナーズで一番投げたのが69試合67イニングです(MLBは162試合もあるのに)。

今村は昨日までで55試合52イニング、カープは114試合消化していますので比例計算をすると年間69試合ペースです。70試合を切っているから大丈夫と判断したのかもしれませんが、長期にわたってリリーフをする場合は60試合を目安にした方がいいでしょう。もちろん大きい故障も経験していますから70試合登板は無茶です。

そして前回の記事では最近の3週間は年間100試合登板のペースと書きました。首脳陣が年間登板数だけ見てこういう部分を無視しているとは考えにくいですが・・・。

では昨日の試合はそういう過酷な状態を知っていても今村を登板させないといけなかった試合だったかというと、そこまで重要な試合ではないはずです。エースの野村を勝たせたいという気持ちは当然ですが、絶対勝たないといけない試合ではありません。もちろん選手にはそう考えてほしくはありませんが、首脳陣が配慮して登板回避させてほしかったです。

3点差なのでジャクソンでもブレイシアでも全然問題なしです(もちろん回の頭からがいいです)。今まで彼らが1イニングで3点取られたことはどのくらいあったでしょうか。今村でもこんなことがあったわけですから、今後は彼らの起用を躊躇してはいけません。

まあとにかく勝率の高いチームだと登板機会は自然に増えますので、何か対策は必要だと思います。「先発投手は完投するものだ」という昔のセオリーはとっくになくなりましたので、リリーフ投手のセオリーも書き換え可能です。

登板過多について中国新聞のインタビュー

今日の中国新聞の「球炎」というコラムで小林ピッチングコーチへのインタビューが載っていました。リリーフ投手の登板過多を懸念して質問したのですが、その答えが「大変ではあるが、登板数を重ねたくない投手はここにはいないのではないか」でした。

記者の方はそれで納得されたようでそれ以上の質問をしなかったようですが、さすがに登板したくない投手はいないと思いますし、だからといって故障やパフォーマンス低下が起こらないわけではありません。

小林幹英コーチ自身がルーキーイヤーにリリーフのみで54試合81イニング登板で9勝6敗18セーブとかなりの登板をこなし、その後故障したようで翌年以降は伸び悩み、結局実働7年現役生活8年という結果になってしまっています。実情がわからないはずはないので実際のところは配慮があると思いますが、コーチとしては先のコメントをするしかなかったのでしょう。

ただどうしても中田廉の4連投という事実がありますので、安心はできません。事実この1週間をその前の2週間と合わせますと結構な過酷登板が続いています。中田廉についてはちょっと休んだくらいでは回復できないダメージがあることをうかがわせます。

今村: 1日、2日、3日、5日、6日、8日、10日、13日、15日、16日、18日、20日
中崎: 1日、2日、3日、5日、6日、8日、10日、13日、15日、16日、18日、20日
一岡:   2日、3日、5日、6日、8日、10日、13日、15日、16日、18日

2人とも同じ登板数です。13日までの2週間で8回登板、これだけでもオーバーなのですがさらに今週6試合で4回登板しています。3週間で12回登板は年間100試合前後のペースです。どこかで緩めないといけません。一岡は2人に比べるとやや少ないですが3週間で10回登板、これでも年間80試合前後のペースになります。

18日と20日に今村と中崎を登板させたのは仕方ないと思いますが、今後はぜひ配慮していただきたいです。

福井にとっての最低限の仕事とは

昨日の試合はもともと「無理して勝ちに行く」試合ではなかったのですが、途中から首脳陣が心変わりして今村・中崎・一岡の誰かを登板させはしないかと冷や冷やして見ていました。福井が4点とられて5回投げ切って代打を送られ降板、その後4-4に追いついた時点で悪い予感はしていましたが、延長突入にならずでよかったです。

こういう展開ですと「2位との直接対決、なぜ同点で勝ちパターンを使わないのか」という批判がありがちですが、そういう空気はここにはほとんどないようなので随分変わったなと思っています。

少し気になったのは福井を5回で降板させたことです。next42さんのところでは「限界を超えた」とありましたのでそうなんでしょうけど、そうであれば福井先発の目は少なくとも今シーズンはほぼ消滅したことになります。5回4失点というのは最低限の仕事と言えますが、できれば6回投げてほしかったです。昨日に限っては5回4失点より6回5失点、7回6失点の方がありがたかったことでしょう。

あと福井は昨日の登板直前には何を考えていたのか、もしくは首脳陣に何を指示されていたのか気になります。今シーズンに先発投手として首の皮一枚つなげるにはある程度の成績が必要ですが、別の考え方として昨日の試合をいかに上手に戦うかにおいて重要な役割を演じる、両方の考え方があります。

前者ですと四球を少々出すのは仕方ない、そのあとを抑えて5回3失点がノルマと考えてもいいです。しかし後者の考え(できればこちらを採用していただきたい)だと少々点をとられてもいいのでコーナーぎりぎりは狙わずストライク先行ピッチングになります。どうも前者寄りの考えだったような気がします。

下位打線に四球を出すというのは(しかも昨日はノーアウトから!、しかも投手に2回も)点を取られる投手の見本です。8番にノーアウトから四球を出すと9番投手という打線の弱点が消えます。9番投手を四球で出塁させるということはなおさらです。

そういえば昨日はキャッチャーは石原に替えてみるのかなと思いきや、やはり長年の相棒の曾澤でした。これには何かあるんでしょうか。

四球問題はメンタルなのか技術/コンディションなのかは議論があるようですが、どちらにせよ勝負しやすい打者に四球を出してしまうメカニズムというのは存在するはずです。投球スタイルを変える必要があるのか、メンタルトレーニングをする必要があるのか。この課題は何年も続いていますので、来シーズンに向けて何か変えていただきたいです。

日本シリーズ用のリリーフ起用プラン

2位阪神との直接対決、うまく連勝できました。

おとといの野村、昨日の大瀬良ともに万全ではなかったでしょうけど試合は作れました。ただ大瀬良が6回途中113球で中田廉の登板を必要としたのは残念ですね。藤浪から受けたデッドボールの影響があったのかもしれませんが、やはり球数少なめで行かないと厳しいようです。5回85球が限界だったか。

リリーフ陣はというと、おとといは5点差で7回を迎えたのに一岡-中崎-今村の盤石リレー。
昨日は7回表に2点取って7回裏を迎え、やはり一岡-中崎-今村のリレー。

昨日の一岡は先頭打者大山に4球ボール、次の西岡にも2連続ボール。西岡、福留、ロジャースにはほとんどストレートで打ち取ります。しかしいやらしいタイプの打者だったらどうなったかわかりません。中崎も先頭の中谷を打ち取るものの鳥谷と北條に連続四球。高山にも2球連続ボール。ラジオで聞いていてひやひやしてました。

審判が相当辛いというのもあったようですが心臓に悪いですね。もしこれが疲労によるものであれば今後の起用を考えないといけません。

阪神との3連戦、リリーフ投手の起用プランは事前に詳細にシミュレートしていると思います。第1戦終了後もシミュレーションのやり直しをしているはずです。一岡-中崎-今村の連投は特に問題とは考えていないように思えますが、今回の結果を受けて修正するものでしょうか。

前回の記事で書きましたが、過去2週間で今村と中崎は8回登板、一岡は7回登板し、日曜の登板から1日おいて3人とも連投です。結果的に今村と中崎は16日間で10回登板、一岡は9回登板。16試合じゃなくて16日です。あまりにもきついプランです。これを批判しなかったら何でもありになってしまいます。

今週はもう彼らの登板はなしにしてあげてください。これで中崎と今村はやっと3週間で10回の登板となり、年間86試合登板ペースです。

幸いにも阪神に連勝してマジック26が出ました。ほぼ優勝確定でしょう。ここからはクライマックスと日本シリーズをどう迎えるかを意識して起用していただきたいと思います(とっくにそういう考えでないと困りますが)。中田廉を加えたリリーフ四本柱に頼りすぎるとこんな感じになるのはもうおわかりでしょうし、去年の二の舞になります。

例えば勝ちパターンが打たれて負けた翌日の試合を必ず取らないといけない場合は下手すると三連投になります。三連投でパフォーマンスが落ちる度合いと残りの3人でリレーする場合、ひょっとしたら後者の方が期待できるかもしれません。

現在の防御率は一岡1.71中崎1.15今村2.32です。2試合で6イニング投げると1.15点取られる計算ということです。今回の2試合はまさにこんな感じ。そして中田廉1.99ブレイシア2.89ジャクソン2.30で同じ計算をすると6イニングで1.60点取られる計算です。つまり2試合で1点も違いません。こんな差は投手のコンディションですぐに吹き飛んでしまうでしょうし、波のある打線のことを考えるとなおさらです。

去年のことを教訓に、短期決戦用には6人を2分割して2セットの勝ちパターンを組むといいです。例えばブレイシア-ジャクソン-中崎のパターンと一岡-中田-今村のパターンです。先発投手が早い回にKOされたり、リリーフの回の途中で交代とかがあったら崩れますが、この2パターンを交互に繰り返すと連投はほぼありません。クローザー経験者が2人もいますし、こんなことはカープにしかできません。

この2週間のリリーフ登板状況

今村: 1日、2日、3日、5日、6日、8日、10日、13日
中崎: 1日、2日、3日、5日、6日、8日、10日、13日
中田: 1日、8日、10日、11日
一岡: 2日、3日、5日、6日、8日、10日、13日
ジャクソン: 3日、6日、8日、10日
佐藤: 3日、4日、9日、11日

なんと今村と中﨑は2週で8回の登板となってしまいました。2人とも最初の1週間で5回登板という恐ろしいことをやりながら次の週でも通常通り(週3登板は年間72試合ペース)。一岡も週4回登板の翌週3回登板ですからきついです。

一番登板過多の恐れのある今村は現在50試合登板、残り36試合で半分登板したら68試合登板ということになります。数字的にはまあまあに見えますが、2016年に67試合73イニングをやっていますから危険です。中﨑も離脱の期間があるので登板数は今村より少ないものの、同程度の故障リスクがあると考えてよいかもしれません。

毎年60試合以上登板して5年以上いい成績をキープできている選手はほとんどいませんので、もう少し減らす必要があります。ただ実際のところはおそらく登板数とかイニング数の数字よりも、登板過多があった直後にじっくり休めるかが重要なのでしょう。70試合70イニングくらい登板したら必然的に3連投とかあって、十分体が回復しないまま次の登板が来る、それにより回復不可能なダメージに至るリスクが上がる、そういうことだと思います。

藪田の勝利は3勝分くらいの価値あり

無料テレビ中継がなくて(有料契約してもいいんですが今くらいがちょうどいいかな)Yahoo一球速報と9回表だけラジオでしたが、想像をはるかに突き抜ける薮田の完封勝利とは。菅野に投げ勝ち嫌な流れの連敗を止めた、リリーフ投手が休めた、というようにこの1勝は3勝分くらいの価値があります。

薮田はすでに事実上カープNo.1の先発投手になっていましたが、普通に6回、うまくいって7回投げてくれたら御の字という状況だったと思います。球数少なめ作戦(あまりきわどいコースを狙わずストライク先行)だったのか審判が結構きわどいストライクを取ってくれるタイプだったのかはわかりませんが、ぜひ岡田とか大瀬良のようなパワーピッチャーにもこういう感じで長いイニング(6回かい7回で十分)を投げていただきたいです。

阪神の調子が落ちないためにまだマジック再点灯にはなりませんが、よほどのことがない限り優勝は間違いないでしょう。今度こそリリーフ陣を適度に休ませて起用したり、できれば主力選手であってもたまには休ませて起用してほしいです。幸いひどくパフォーマンスを落としている野手はいないので今のままでもいいんでしょうけど、できるだけいい状態で日本シリーズに臨みたいです。

今のところ先発投手は火曜日から野村、大瀬良、九里、福井、薮田、岡田という順番で、九里のところには誰かが代わりに入りますがおおむね4本柱は安泰です。木曜日と金曜日に5枚目6枚目が並ぶのはあまりよくないと思っていましたが、おそらく来週は福井のままで再来週にジョンソンが復帰するのでしょう。ジョンソンはファームでも11日金曜日に投げていて、max147km/hは出たものの3イニングで5失点とかなり微妙です。6月7月のような投球になるのだったらむしろもう少しお休みして、というか来年からでもいいかなと思います。

岡田と大瀬良のどちらかはリリーフ転向してもいいかもと思っていましたが、現状では首脳陣にそういう思い切りはできないでしょう。リリーフ陣は今村、中崎、中田廉、一岡、ジャクソン、この5人を中心としてもう2人か3人必要です。ジョンソンが不在であればブレイシア(ついに昇格しましたね)かヘーゲンズ、あとは佐藤祥万だけでは足りません。もう1人上げてもらえないでしょうか。

今必要な戦い方は代打をじゃんじゃん出すことではなくて、コンディション維持優先です。キャッチャーはしばらく2人体制でもいいんじゃないでしょうか(基本キャッチャーには代打は出さない)。そしてこれからはバティスタ的な活躍はそれほど優先順位は高くないはずです。新井とエルドレッド、思い切ってどちらかを2軍で休ませてもいいです。これだけで一軍枠が3つ空きます。

ここまで思い切らなくても、新井とエルドレッドと磯村の3人のうち2人が一軍にいるという状況でもいいです。たとえば9/1-10は新井とエルドレッド、9/11-20がエルドレッドと磯村、9/21-30は新井と磯村が一軍という具合です。キャッチャー2人制になる時だけはキャッチャーへの代打は控えればいいです。これであまり無理なく1枠空けられます。

シーズン終了からクライマックスシリーズまで2週間ほど空き、その後もそれほどきつい日程ではないはずなのですが、去年のことを考えるとコンディション維持については今のうちから対策しておいてほしいです。まあ去年のように今村とジャクソンが6試合連続登板(登板ー登板ー休みー登板ー登板ー登板ー休みー登板)ということさえなければいいのかもしれませんが(2016.11.1の記事を参照ください)。

リリーフ陣は休めたものの、野手陣も休息が必要か

中日の連敗と合わせて3連敗でしたが、昨日の試合前の時点でリリーフ投手の補充がなかったので、もし昨日同点とかだったらますます疲労の心配をしないといけません。福井とヘーゲンズが試合をぶっ壊してくれたおかげで(汗)今村・中崎・一岡の3人が2日休めましたので(まだ不十分ですが)悪いことばかりではありません。

福井は4回から見ることができましたが、4回当初と4回の終わりあたりではっきりと印象が違いました。これまずいかも、と思っていたら亀井に甘めの球?を右中間に。やばいと思ったら誠也が捕ってくれて2点取られずにすみました。5回は不安しかありませんでしたがやはりでした(夕食が重なって見られなくてよかった)。

今日の予告先発が菅野ですから、昨日の試合はできれば勝ちたいところでした。なので5回途中に中田廉のリリーフでしたがやはり敬遠くらいしてから登板させてあげたかったですね。昨日が菅野の先発だったら白旗を上げて福井に5回終わりまで投げさせるべきだったでしょう。まあ田口にしてもあの時点でほぼ試合の行方は決まっていたんでしょうけども。おまけに完投されてしまいましたね。

今日の先発薮田は6回まで投げられるかどうかでしょうから、3人の継投は必要です。そして巨人の先発は菅野で、マシソンは休養十分。勝ち目があるとしたら菅野から4-5点取るしかないと思います。今の打線からすると相当可能性が低いですね。負けるならダメージを少なくして(今村・中崎・一岡が3日休めたら大きい)、明日必ず取るぞという感じで行ったらいいと思います。もちろんリリーフ投手は1人2人上げないといけません。

打線が低調なのはスランプとかそういう問題もあるんでしょうけど、やはり疲労の影響は大きいと思います。菊池と田中は特に守備の負担が大きいですから時々休ませた方がいいと思います。丸も万全じゃないでしょうから同様。3人のうち1人スタメンから外すくらいなら大きな戦力低下はないでしょうし、休んでパフォーマンスが回復するのであれば結局はプラスだと思います。

12球団で唯一、無理しないで日本シリーズに進めるチームなのに

昨日はせっかく八木から2回で5点も取ったのに、先発の九里が不調?で2回終了時に5-3。内容的にはもっと点を取られても不思議じゃなかったという感じです。立ち上がりの問題であれば尻上がりに調子が上がるはずですが、結果5回の途中で降板。5回も先頭打者ビシエドの3ベースから始まったので1点取られるのは想定内のはずですが、1点とられた直後に2アウト2塁で中田廉にスイッチ。しかし最近のリリーフ疲労困憊の状況でこれはどうなんでしょう。

数字だけ見ると九里は4回はヒット1本、5回は3ベース1本と四球1つと結果的にはそんなに悪くありません。交代時には5-5の同点ですから延長戦になる可能性は大です。中日リリーフ陣は今すごくいいですし、延長戦にならない場合を考えるとカープのリリーフ陣が失点するくらいかなと思いましたが実際その通りになりました。

延長を踏まえるとカープのリリーフ陣の少なくとも1人は回またぎをしてほしいところですが、これは回避しましたのでホッとしています。ということは首脳陣も9回までが勝負(あとは佐藤に託す?)と考えていたのでしょう。

そんな風に考えると5回途中での九里の交代って、やや中途半端かなと思います。2回か3回で交代して佐藤が2イニングとか、逆に6回まで九里続投か(私はこちらを推します)、そういう手もあったでしょう。まあどれも決定的な手ではないので結果は大差なかったかもしれませんが。

今日はぜひリリーフ陣を補充していただきたいです。7枚あるから安心・・・ではないのです。2回の延長戦がなければ今のままでもいいんですけど、さすがに今村中崎の3連投-1日-連投-1日-登板-1日-昨日登板というのは厳しすぎます。今日僅差でリードしたらどうするのか心配です。故障しないまでもパフォーマンスは明らかに落ちるでしょう。

3連投した次の日休んでその次の日に登板というのはそれだけでも厳しいですし、本来は3日くらい休まないといけません。それを連投で置き換えるとは「無理が通れば道理が引っ込む」の見本のようなものです。

今日勝つには大量リードしかありません。リリーフ陣をこんな状態にした首脳陣にはたくさん言いたいことがありますが、とりあえず「こんなことやってると日本一は無理ですよ」とだけ書きます。大量の貯金があって無理しないで試合を消化させることができる状況なのに、きわめてもったいないです。

先発陣が6回7回まで投げるには

昨日の試合、途中までは接戦だったので私は心配して見ていました。例えば同点とかになって終盤に突入したら誰が投げるんだろう、と。

先日も書きましたが今村と中崎はともに1日、2日、3日と3連投、4日は休みで5日、6日と連投、7日は休みで8日登板、というように恐ろしいほどの登板をしています。このままだとまた連投になってしまうと思いました。一岡も1日に登板していないだけで結構な酷使です。中田廉が中6日で8日に登板できたのは安心ですが、それでもこの3投手(中田含め4人か)の今までの蓄積疲労は消えないかもしれません。

幸か不幸か大瀬良が7失点でそういう事態は避けられましたが、大瀬良の6イニング目は明らかに悪かったですね。こういう救援事情でなければ5回投げて交代した方がよかったのでしょう。80-90球マックスくらいで。

岡田もそんな感じですがあまり球数を投げられないタイプの先発投手は、何とか工夫して球数を減らす試みをした方がいいと思います。つまりコーナーぎりぎりを突かなくても打ちとれる方法論です。インハイをもっと攻めればいいのにと思いますが(ボールでもOK)、アウトロー付近をぎりぎりで攻めてもあまり次の球につながりません。

極端に言うと3球勝負すると想定してどうやったら一番打ち取れるか。そういう考え方ってあまりないような気がしますが、大瀬良とか岡田とかストレートに力のある投手は十分できると思います。

5回まで2点以内に抑える投手と6回まで投げて3点、7回まで投げて4点以内の投手、今のカープにはひょっとしたら7回4点の投手の方が必要なのかもしれません。昨日おとといの貧打が続くようならそうも言っていられませんが(汗)。

さすがに3連投のあと1日おいて連投はまずい

昨日の8/6はよく勝ちましたが、今村と中崎は8月1日から3日まで3連投、1日休んで5日と6日が連投という、おそらく私が今まで見た中で一番の酷使になってしまいました。4連投より故障リスクが上がるんじゃないでしょうか。そして一岡も地味に週に2回の連投です。

この2週間12試合の登板状況です。
今村: 7/25、28、8/1、2、3、5、6
中崎: 7/25、28、8/1、2、3、5、6
中田廉: 7/26、30、8/1
一岡: 7/26、28、30、2、3、5、6
ジャクソン: 7/27、29、30、3、6
ヘーゲンズ: 7/27、30、2、3、4
佐藤: 8/3、4

昨日の試合前の時点で誰もリリーフを上げなかったので悪い予感はしたのですが、使ってはいけない中﨑今村を投入してしまいました。故障したり調子を崩したりしなければいいのですが、こればかりは祈るしかありません。

そしてこんなに今村・中﨑・一岡に負荷が集中しているのに中田廉がこの5日投げていないのは故障したか故障につながる違和感でもあったのでしょうか。彼も4連投ということがありましたし、故障経験のあるリリーフ投手に対しては厳しいですね。

今年は日本シリーズ制覇が目標のはずです。去年リリーフ陣が息切れしたのは忘れもしないでしょうけども、息切れどころか故障で長期離脱なんかあったらどうにもなりません。こんな起用でいいんでしょうか。

この時期のリリーフ酷使は辛い

昨日はよく勝ちました。テレビで見られず一球速報だけでしたが初回連続ヒットはらしくなかったですね。よく3点ですんだと思いました。薮田は5回で100球オーバーでしたが、リリーフ陣が万全だったら交代だったでしょう。よく6回を投げて1点でしのぎました。

リリーフ陣は8/3の延長12回引き分けが響いて疲労困憊です。7/23からの2週間の登板状況を見てみますと、
今村: 7/25、28、8/1、2、3、5
中崎: 7/25、28、8/1、2、3、5
中田廉: 7/17、19、23、26、30、8/1
一岡: 7/26、28、30、2、3、5
ジャクソン: 7/18、21、27、29、30、3
ヘーゲンズ: 7/23、27、30、2、3、4
佐藤: 8/3、4

今村と中崎は1-3日で3連投、ヘーゲンズも2-4で3連投になっています。おととい4日の試合では使える投手が中田、ジャクソン、ヘーゲンズ、佐藤しかいませんでしたし先発が高橋樹也だったのでほぼ勝ち目がありませんでした。ビジターの試合でリードされたら9回は投げなくてよくなり助かりました。でも樹也は5回は投げきってほしかったです。

昨日の試合は今村と中崎が3連投から中1日という超ハードな登板、一岡も連投から中1日なので3人ともしんどい登板でよく頑張ってくれました。今日はこの3人は使ってはいけません。昨日中田廉を登板させなかったのは何かあったのでしょうか。私は中崎か今村のどちらかは温存していただきたかったです。

今のカープで一番怖いのはリリーフ陣の4人(今村、中崎、中田廉、一岡)の故障離脱です。ベイスターズ戦を3連敗するリスクを背負ったとしても、リリーフ陣に負荷をかけすぎない(3連投回避など)ということはできなかったでしょうか。

まずは8/3のタイガース戦に臨む際に、今村と中崎の3連投を避ける方法を考えないといけませんでした。中田廉を起用しなかったのがここでも不思議です。何かアクシデントの前兆でもあったとしか考えられません。そうだとしたらこの時点で抹消してブレイシアを上げればよかったです。

バティスタが昨日価値ある2ランを打ってくれて、残しておいてよかったと思いました。しかしこういうのがなくなるとしても、リリーフ陣を充実させてしんどい時期を乗り切る方がいいと思います。今日でもいいのでエルドレッドとバティスタ、どちらか抹消してブレイシアを上げてほしいです。できればエルドレッドを抹消して休ませてあげてほしいです。

そして昨日松山と安部がそれぞれ肩と腰の違和感で途中交代です。やはりこの時期はきついのでしょう。10日抹消して休ませてあげてほしいです。今は無理する時期ではありません。

8/3は勝ちに等しい引き分けという見方をされている方が多いようですが、今後のことを考えると私はそうは思えずにいます。リリーフ登板の年間70試合の壁のことを考えると、3連投がどのくらいきついかわかります。

カープのリリーフ陣は素晴らしい

非常にいい感じで前半戦を終了しました。現状のリリーフ投手陣の状況ですが、

今村 38試合38イニング 防御率1.89
中崎 25試合25イニング 防御率1.44
中田廉 34試合33イニング1/3 防御率1.89
ジャクソン 37試合36イニング1/3 防御率2.48
一岡 29試合29イニング1/3 防御率2.15

皆さんいい感じの防御率です。登板数の多い投手31人(22試合以上登板)に限定すると、防御率2を切っているのは9人しかいません。そのうちの3人がカープにいるというのは素晴らしいです。2.5以下にするとさらに一岡、ジャクソン、薮田(汗)を含む5人が入ってきます。

登板数が多いリリーフ投手30人の中で(薮田は特殊なので除きます)防御率2.5以下は13人しかいないのに、カープにはそのうち5人もいるという素晴らしさ。

薮田は28試合登板(セリーグの23位)でありながら先発が5回、つまりリリーフで25試合登板してから調整もせずいきなり先発転向というものすごいことをやっています。5/20と21に1イニング投げ、5/23にリリーフで3イニング投げたのを最後に先発転向。ここまでのペースは45試合中23試合で27イニング、つまり年間73試合86イニングペースです。その後中6日で5/30に先発し6イニング93球、その後は必ず6イニング115球以上投げています。鉄人です。

チームとしては現在83試合を消化していますので、年間ペースに直すと一番登板数の多い今村が65試合ペースです。ややハイペースですが、勝ち数が多いことを考えるとよくこのくらいでおさまったと思います。大差がついた試合もあるでしょうし、他の投手にうまく分散させていて三連投したケースもほとんどなかったでしょう。

ジャクソンは一時期登板数が減っていることを考えると結構なハイペースだったようです。この2週間は6/28、7/1、2、4、5、7、9と7試合登板ですからまたハイペースモードに戻りました。

ジャクソンの去年の成績はというと、67試合68イニング1/3で防御率1.71です。これでも日本シリーズでは息切れしたということを考えると、やはり789回を担う3人に頼りすぎないことが必要になってくると思います。

事実上不可能ですが、連投を避けて火・木・土もしくは水・金・日に1イニング投げることを繰り返し、26週で年間72試合投げるというのはおそらくセーフだと思います。同じ年間72試合登板でも登板機会が偏って連投、三連投になるのがかなり負荷をかけていることになります。

実際問題としては三連投は禁止、連投ですら特別なことと考えておくのがいいでしょう。故障歴のある投手は2週間で5回登板(年間60試合ペース)を基本に。上記の5人にプラスしてあと数人で分担すればコンディションを維持できるでしょう。

個人的には岡田と大瀬良、そして福井はリリーフで投げてみてはどうかなと思います。この3人のうち2人がリリーフで防御率2点前後の成績を出せれば、文句なしのリリーフ陣になってくるでしょう。

菅野の中4日の登板の意味

今日の試合、予告先発で菅野の中4日登板が発表されました。

菅野は2014年に右肘を故障して、2014年に158イニング、2015年に179イニング、2016年に183イニングとあまりイニング数を稼げていません。今年は半分の試合を消化した時点で(つまり現在)97と2/3イニング(つまり年間195イニングペース)と、いつもより早いペースでイニングを稼いでいます。(<追記>180イニングは一般的にはかなりよく投げたという評価です。)

そしてこのたびの中4日とは、どういうつもりなのか理解に苦しみます。中6日で金曜のタイガース戦、中6日でオールスター初戦、と普通に登板すればいいのに。やはり対戦成績が悪い中で田口、菅野、マイコラスを当てて最低でも2勝1敗というような、理屈を超えた意地のようなものなんでしょうか。

ちなみに前回登板は6/30のDeNA戦で7回103球、2安打ピッチングだったものの2本がホームランだったので負けたという試合です。特にピンチでギアを上げたということもなかったでしょうから、それほど負担のかからない投球だったという判断でしょうか。

今日は広島市南区は18時から曇りの予想ですが、小雨が降るかもしれません。十分疲労がとれていない中で雨のピッチングとなったら気の毒です。球数を考えておそらく6-7回くらいまででしょう。マシソンもカミネロも昨日投げていますので回またぎはないと思います(あの球数だと田口は最低でも8回と思っていたのですが、チャンスで代打は仕方ないか)。

粘って球数多めで行きたいところです。それを嫌って早めに甘い球が来るようならこれはこれでチャンスですし。何とか今日は勝ちたいです。
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